ブリティッシュベイクオフで起きた事件・事故の一覧
ブリティッシュ・ベイクオフで起こった事件や事故をまとめています。他にあったらコメントください。
目次
溶けるベイクドアラスカ(アイスケーキ)「ゴミ箱事件」
ブリティッシュベイクオフの事件と聞いて、真っ先に思いつくのがこの「ベイクドアラスカ/アイスケーキ」だという方も少なくないだろう。
それは、シーズン5エピソード4、マスターピースチャレンジでの出来事。このチャレンジの課題が「ベイクドアラスカ」。いわゆるアイスケーキだ。
この日、テントの中は熱気。冷凍庫の中にあったはずのイアンのベイクドアラスカは取り出され、アイス部分が溶けていた。激怒したイアンはそれをゴミ箱に捨て、テントの外へ。完成した作品のないイアンは、審査の際、溶けたベイクドアラスカが入ったゴミ箱を審査員の前に出した……とさ。
ブリティッシュベイクオフ史上でも屈指の悲惨なシーン。ここまでの修羅場は他にない。殿堂入りでしょう。
この事件は、イアンのベイクドアラスカを取り出したダイアナが犯人に見えるような編集だったり、そもそも冷凍庫が足りてなかったりみたいな番組サイドの問題もあったりと物議が起こった。
※実際、ベイクドアラスカが放置されていた時間は、アイスが溶けるには不十分なくらい短かったそう。溶けていたのは別の原因があったと考えられている。
ちなみに現地イギリスでは、印象的なゴミ箱(Bin)のシーンから、「Bingate」と呼ばれている。
血まみれのジョン
シーズン3・エピソード6のマスターピースチャレンジで起きた悲惨な事故。
シュトルーデルを作成中のジョンは、フードプロセッサーで指を切ってしまう。ひどい失血の為、ドクターストップがかかり、作品完成を前に途中退場となった。
血で真っ赤になった手が痛々しい、ヴィジュアル的にはブリティッシュベイクオフ史上一番ショッキングなシーンかも。
砂糖と塩を間違えるジョン
そのジョンは、初回:シーズン3・エピソード1のテクニカルチャレンジで、まさかのヤラカシをしている。
課題のラムババ作りで、あろうことか材料に入れる砂糖と塩を間違えたのだ。ブリティッシュベイクオフでこんなベタな漫画みたいなシーンあるのかと驚いた(笑)。どこのドジっ子かと…。
潰されたハワードのマフィン
シーズン4・エピソード2のテクニカルチャレンジで起きたかわいそうな事故。
ハワードのイングリッシュマフィンに、司会のスーが誤ってもたれかかり、潰してしまった。
もちろん、失敗はスーの責任となり、この件を考慮して、残りのマフィンが審査された。
ブリティッシュベイクオフにおける司会者による事故の代表例として語られることも多いシーン。
盗まれたハワードのカスタード
ハワードは、二度もこの手の被害にあっている。しかも「マフィン事件」の翌週に…。
シーズン4・エピソード3のオリジナルチャレンジ。課題のトライフル作りで、出場者の一人であるデボラが、誤ってハワードのカスタードを使用してしまった。二人のカスタードは、同じ冷蔵庫に入れられていた。
材料がなくなってしまったハワードは、デボラのカスタードを使用してトライフルを作ることになる。
このため、審査員は、代わりにデボラのトライフルからハワードのカスタードを評価することになった。
二週も連続で災難に会いながらも落ち着いていて、本当に紳士。
「カスタードゲート」とも呼ばれる事件。「ビンゲート」ほどの深刻さではないが、それと並んでベイカー同士の事故として印象的な出来事である。どっちも冷蔵庫関係だし…。
割られたビスケット
司会者スーによる事故は、一度だけではない。
シーズン6・エピソード2で、またもや作品を壊してしまった。
今回のマスターピースチャレンジで課題になっていたのは、ビスケットの箱。この箱の上部に使う予定だった、出場者ナディアのドーム状のビスケットを誤って割ってしまった。
スーも動揺し、本当に申し訳なさそうにしていたのが印象的だった。
審査員には、事情が説明され、ひとまず事なきを得ている。
ガラス瓶爆散
地味に衝撃的なシーンなのがこれ。
シーズン9・エピソード10:決勝戦のマスターピースチャレンジという、本当の最後の最後にとんでもない事故が起きた。
ジオラマデザートというテーマに基づいて、ファイナリストのラフールは、ロックガーデンを再現する作品を作っていた。その最中、突如として作業台にあったガラス瓶が爆発したのである。テント内が高温だったことが原因とみられる。
材料に飛び散ったガラス片が混入している恐れがあったため、それらは廃棄されざるを得なかった。
特例として、ラフールには15分の時間延長が認められ、何とか完成にこぎつけた。
崩壊するエッフェル塔
同じくシーズン9のエピソード2でも事故は起きていた。ヴィジュアル的にはこちらもなかなか衝撃的。
マスターピースチャレンジでは、チョコレートで装飾した2段以上のケーキという課題が課された。
出場者のテリーは、ケーキでエッフェル塔の再現を試みる。
ケーキの各段が完成し、積み上げた際、エッフェル塔の上部が崩れ落ちてしまった。何度見ても「ああ~…」と声が出てしまうシーンである。
結局審査には、下の段だけが出された。
滑り落ちる二段ケーキ
段組みのケーキの崩壊事故はほかにもある。
これまたシーズン9のエピソード7。デコレーションケーキが課題となったマスターピースチャレンジで、二段のケーキに挑戦していたのがルビー。
ケーキが完成し、ベイカーたちが一旦テントから退出したその時、ルビーのケーキの上段は、ゆっくりとテーブルの上に滑り落ちていった。
外からそれを見ていたベイカーたちの表情も忘れられないワンシーン。たぶん多くの視聴者も同じ表情だっただろう。
溶け崩れるガトー
作品崩壊の事故は、段組みのケーキに限らない。
シーズン6・エピソード1:初回のマスターピースチャレンジから、出場者のドーレットは悲劇にあった。
ブラック・フォレスト・ガトーというのが今回の課題であったが、ドーレットのムースは固まらず、取り出した途端に溶け崩れ、ドロドロの液体状になってしまった。
作品の悲惨さもさることながら、ドーレットの涙にも胸を痛めたシーン。
ブリティッシュベイクオフで使われているミキシングボウルはこれです↓